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米の元駐北京「大使」、両岸会談を評価

  • 10 November, 2015
  • Editor
米の元駐北京「大使」、両岸会談を評価
両岸トップ会談、米が評価

かつて中国大陸に駐在した米国の元「大使」が、台湾海峡両岸のトップ会談を評価した。米国のシンクタンク、ウイルソン・センターは9日、「東アジアの安全保障上の課題」と題したシンポジウムを行った。このシンポジウムで、かつて中国大陸の北京に米国「大使」として駐在した、ステイプルトン・ロイ(Stapleton Roy)氏は、シンガポールで7日に行われた馬英九・総統と中国大陸の指導者、習近平氏の会談について、「高いクオリティで、形式にこだわらずに行われた」と評価、双方は過去のわだかまりを棚上げして会談を実現させたと称えた。

与党・国民党の次期総統候補、朱立倫・主席が10日から米国を訪問することについてロイ氏は、今回の両岸トップ会談が米国側の朱・主席への対応に影響することはないが、新たな話題を与えるだろうと予想した。

また、同じくシンクタンクの、ブルッキングス研究所で東アジアを担当するEvans Revere氏は、多くの専門家は今回のトップ会談は来年台湾で行われる総統選挙に大きく影響することはないとして、国民党がかえって票を失う可能性を指摘しているが、馬英九・総統と習近平氏にとって重要だったのは両岸関係に一種の最低ラインを設けることで、二人はその目的を達したのではと述べた。

Revere氏はそして、興味深いこととして、二人は台湾の最大野党・民進党と民進党の蔡英文・主席を一つの箱に詰め込んだようだと述べた。Revere氏は、馬・総統と習氏は両岸の指導者同士による会談という新たな枠組みを作って見せたと説明、民進党が政権与党となった場合は不可能なことを成し遂げたことで、この会談は蔡英文・主席を苦境に追い込んだと解説した。そして、この状況下で、蔡英文・民進党主席は、不安が生じるのを避けるため、両岸関係をより慎重に処理する必要に迫られるだろうと予想した。

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