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王貞治氏「プレミア12決勝両国対決を」

  • 08 November, 2015
  • Editor
王貞治氏「プレミア12決勝両国対決を」
決勝での両国対決を期待

中華民国籍の「世界の王」こと王貞治さんが8日、台北市内で中華民国野球協会及び日本の自動車メーカーマツダの台湾子会社「台湾マツダ」主催による帰国記念記者会見に出席した。王さんは明日9日夜、中部・台中市の台中インターコンチネンタル球場で行われる野球の国際大会「プレミア12」の開幕セレモニーに出席する。

 

主に台湾のアマチュア野球を統括する中華民国野球協会及び「台湾マツダ」は先日、全日本野球協会(BFJ)との協力のもと、台湾の高校生と日本の高校生の野球による交流計画を発表した。中華民国野球協会によると、この交流は3か年計画。台湾の高校野球の選手、指導者のレベル向上を計り、この世代の世界ベスト4返り咲きを目指すとことが目標だという。そして、活動の一貫として中華民国の英雄であり、かねてからアマチュア野球の国際交流に尽力されてきた王貞治さんの協力を仰いだ。6つの計画の中には、台湾の指導者への王さんの自伝の配布、日本の一流コーチによる台湾の指導者を対象とした講習会、台湾の高校野球大会「黒豹旗」の上位3校と、日本の、今年選抜高校野球大会優勝、敦賀気比高校を含む福井県選抜など、日本の三県(福井県、山形県、愛媛県)の選抜チームが対戦する交流試合なども含まれている。

 

この日の記者会見ではまた、王さんの「台湾棒球名人堂」入りの表彰セレモニーも行われた。中華民国台湾における野球殿堂「台湾棒球名人堂」は今年1月、第2回殿堂入り選手を発表し、競技者部門で王さんを選出、王さんは1994年に日本の野球殿堂入りを果たしており、中華民国台湾と日本の二カ国で野球殿堂入りした初めての競技者(選手)となった。

 

王さんは殿堂入りについて「台湾野球界に貢献された方を差し置いて殿堂入りしたことについては面映ゆく感じているが、皆さんのお気持ちを素直に受けとめたい」と謙虚に語った。王さんはその上で「私はこれまで仕事としてではなく、野球を広めたいという気持ちで生きてきた。特に青少年の人たちに野球というスポーツの楽しさ、難しさ、奥深さを知ってもらいたい。今回の件をきっかけに、台湾の皆さんとの縁がより深くなったと思う。台湾の野球をより発展させるために、自分のできることで貢献し、お返しをしたい」とこの青少年の交流計画に対する意気込みを語った。

 

王さんはこのほか、読売ジャイアンツ時代に選手として台湾でキャンプや紅白戦を行った際の思い出を語ったほか、台湾で開催されるプレミア12について触れ、「国際的なレベルで、国を代表して戦うことで技術面は大きく伸びる。台湾野球にとっても大きな催しだと思う」と語った。中華民国台湾と日本の展望についてきかれた王さんは「優勝は日本でしょう。でも台湾には準優勝してほしい。決勝戦で会いましょう」と笑顔で両国の健闘を期待した。

 

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