野党・親民党の宋楚瑜・主席が中国大陸を訪れ、中共の上層部と対面するもよう。大手日刊紙、『中国時報』が5日に報じたところによると、親民党のスポークスマンは4日、宋・主席は中国大陸側の招きに応じて6日から9日まで中国大陸の北京を訪問し、北京大学出版社から出る自身の著作の発表会に参加することを認めた。宋・主席の中国大陸訪問は2010年4月の上海万博以来。
宋・主席は2012年に夫人を病気で亡くしてから、公の場に出ることがほとんどなかったが、『中国時報』の報道によれば、最近は親民党の幹部たちと、台湾海峡両岸サービス貿易協定に反対した学生運動などについて意見交換するなど、政治活動に復帰しつつある。このため、今回の中国大陸訪問では、これらの問題に対する見方を中国大陸側に伝えると共に、重要な談話を発表する可能性もあるとされている。
中共国務院台湾事務弁公室の幹部職員は5日、宋・主席は7日に中共の指導者クラス2人と会談することになると明らかにした。午前は北京の人民大会堂で、午後には中共の「国賓館」での対面になるという。消息筋によると、午前には、中共中央政治局の常務委員で、「人民政治協商会議全国委員会」の兪正声・主席、午後には中共国務院台湾事務弁公室の張志軍・主任と会い、歓迎の晩餐会に出席する。