国立故宮博物院が来年2月からバチカンの文物展を開く。国立故宮博物院の馮明珠・院長は5日、バチカン市国で、「天国の宝物、バチカン文物特別展」の開催に関する契約をバチカンと交わした。馮・院長は同時に、来年2月にバチカンの貴重な文物60点を借り受け、台北市内の故宮博物院で展示すると宣言した。
故宮博物院によると、イタリア中部に位置するバチカン市国は、世界で唯一の都市の中に位置する国。カトリックのローマ法王はバチカンの政治的リーダーであるばかりでなく、カトリックとその精神の影響力は世界中に及ぶ。また、同時に2000年あまりのカトリックの歴史における貴重な文化資産も伝えている。
故宮博物院は、歴史と文化あふれるカトリックはこれまで、華麗で細やかな祭事を発展させてきており、ローマ法王が執り行う様々な儀式で使用する着衣並びに器具は美しく、誇り高い芸術形式と、神聖で深い宗教的意義を有すると説明。これらの貴重な文物は、バチカンの収蔵品で、重要な祭事で使用される他、対外的に公開されたことはないという。「天国の宝物、バチカン文物特別展」は来年2月5日から5月2日まで行われる。