台湾経済研究院(台経院)が、今年の経済成長率は1%割れと予測した。台湾経済研究院は5日、台湾の今年の経済成長率予測値を0.83%に下方修正。中華経済研究院が0.9%と予測したのに続いて、年間の成長率を1%割れとした二つ目のリサーチ機関に。
台湾経済研究院景気予測センターの孫明徳・主任は、国際原油価格の下落は本来、消費に有利に働くはずだが、台湾ではそのプラス面が出る前にマイナス面が出てしまったと分析、このところ輸出が前年比で二桁の割合で減っている他、内需も第3四半期には冷え込み始めたと説明した。
行政院主計総処が発表している四半期ごとの成長率は今年、第1四半期が3.84%、第2四半期が0.52%、第3四半期がマイナス1.01%。台湾経済研究院は、第4四半期は第3四半期を若干上回る0.25%と予想しているとして、年間では1%に届かないとの見方を示した。
来年の展望について台湾経済研究院は、今年よりは改善されるものの成長エネルギーは弱く、今年と比べてわずか1.01ポイント高い1.84%と予想した。