台北市にある世界的な超高層ビル、台北101の年越し花火が今年で最後になる可能性が伝えられている。台北101では2005年から、年越しのカウントダウンが終わって新たな年になった瞬間、ビル全体から打ちあげられる花火によるショーを行っている。華麗な花火は世界のメディアにしばしば取り上げられ、中華民国台湾の国際的なイメージアップに一役買っている。
しかし、台北101ではこの花火ショーの費用を負担するスポンサー探しに苦労しており、このほど、2017年の新年からは花火をやめ、ライトによるショーに変更する可能性を明らかにした。台北101によると、花火は毎年新たなアイデアや技術が取り入れられ、コストが年々高騰。今年は台湾元4500万元(日本円約1億6700万円)の花火が計画されているが、スポンサーは未定。スポンサーがないわけではないとのことだが、企業のイメージがこのイベントにあわない場合もある。いずれにせよ今年も11月末には決定しなければならない。現在は、自動車メーカー、ゲーム会社、海外のカジノ、酒メーカーなどが名乗りを上げているが、台北101は台湾の地元の企業が参与するよう望んでいる。
2017年の新年から花火をやめる計画について台北101は、主には環境保護への配慮と、隣に完成する新たな高層ビルへの影響を恐れてのものだと説明、このため台湾元5000万元以上を投じて台北101のライトを改善、LEDに更新していくことで、このLEDを利用した光のショーに改める考え。
今年大晦日、すなわち2016年新年の花火ショーでは3万発の花火を238秒間にわたって打ち上げる予定。