台湾の新幹線、台湾高速鉄道(高鉄)が、中華民国台湾と日本が手を組み高速鉄道の技術、サービスを輸出していきたいとしている。
台湾高速鉄道の劉維琪・董事長は3日、アメリカ大陸、中央アジア、東南アジアの国家は高速鉄道建設を計画していると指摘、台湾高速鉄道は、日本の新幹線の海外輸出初の成功モデルであるとして、「日本の新幹線と手を組み、台湾高速鉄道の運営経験を海外へ輸出していきたい」と述べた。劉・董事長はまた、現在、インド、マレーシア、アメリカなどが高速鉄道建設を検討しており、こうした技術及びサービス輸出のビジネスチャンスをものにするべきだ、としている。
アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルは、東南アジアの高速鉄道網は、10年以内に急速に発展するとして、新幹線技術をもつ中国大陸と日本は既に全面的な戦いに突入していると報じた。一方、台湾では現在、経済成長率が1%を確保できるかという瀬戸際に立っており、政府は、技術の海外輸出を推し進めることで、国内経済のカンフル剤としたいと考えており、台湾高速鉄道の今後の動きが注目されている。
劉・董事長はこれに対し、台湾高速鉄道は日本の国土交通省と鉄道協力覚書を締結しているとして、将来的に日本の新幹線のハードと、台湾高速鉄道の優れたサービスを融合させ、海外の高速鉄道市場開拓を有利に進めていきたいとしている。