中央銀行が中華民国建国の父、孫文博士の生誕150周年記念銀貨を発行する。中央銀行は3日、今月12日は中華民国建国の父、孫文・博士の生誕150周年だとし、これを記念する銀貨を3万8000枚限定で発行すると明らかにした。1セット台湾元1500元(日本円約5500円)で、台湾銀行に販売を委託、窓口に並ぶ方式で一人一度に1セット限定の販売となる。中央銀行が孫文・博士の記念コインを発行するのは30年ぶりだという。
この記念銀貨の額面は台湾元100元で、銀が31グラム含まれている。表には孫文・博士の肖像と中華民国の国旗である「青天白日満地紅旗」が刻まれ、裏の上部にはシークレットの図案が彫りこまれる。左右に少し傾けることで、中華民国の国花である梅の花と枝、そして台北市にある孫文・博士のメモリアルホール、国父記念館が現れる。下部には孫文・博士による言葉が刻まれる。
今回の記念銀貨で採用された肖像は、革命のために世界中を奔走していた孫文・博士がカナダのバンクーバーで撮影したものだという。中央銀行発行局の施遵驊・局長は3日、「この孫文・博士の肖像を見たことはあまりないだろう。1910年、すなわち中華民国が生まれる前に革命のため海外で奔走していた時期、カナダで撮った写真だ。当時、孫文・博士は大変ハンサムだった」と話した。