製造業購買担当者指数が4ヶ月連続で景気の冷え込みを示している。中華経済研究院は2日、10月の製造業購買担当者指数PMIを発表した。10月のPMIは9月の46.1から0.1ポイント低い、46.0だった。PMIは50を上回ると景気の拡大、下回ると景気の縮小を示し、今年は10月まで4ヶ月連続で50を下回っている。
中華経済研究院によると、この指数を構成する五つの指標のうち、新規受注、生産、在庫水準、雇用が引き続き景気の縮小を示し、サプライヤーの出荷時期も悪化している。製造業を業種で六つに分けた指標では、化学とバイオ産業が54.1で、景気の拡大を示しただけで、残りの五つの産業はいずれも50を割り込んだ状態が続いている。
一方、輸出の状況について、財政部が最悪の時期は過ぎたとの見方を示した。財政部は今月上旬に、10月の税関ベースの貿易統計を発表する。財政部の張盛和・部長は2日、報道陣に対し、10月の第3週までの統計では、いずれも前年比で二桁の割合でマイナスになっているとして、10月もマイナス成長は免れないものの、その減少幅は縮まっているので最悪の時期は過ぎたと説明した。
張・財政部長は、「最悪の時期は過ぎ、徐々に改善し始める気がする。底打ちではないか。特に11月は、中国大陸での消費ブームがあるので改善は間違いない」と話した。台湾の輸出は9月までで8ヶ月連続前年割れとなっている。