年に一度開催される、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)などの性的マイノリティへの理解を呼びかけるパレード「台湾LGBTプライド」が31日午後、台北市で行われた。
今年で13回目となった「台湾LGBTプライド」は31日午後、台北市の総統府前、ケタガラン大通りでスタートした。主催者によると、「NO AGE LIMIT」というテーマで行われた今年のパレードには、LGBTの人たちのほか、各大学の関連サークル、LGBTの子女をもつ父母の団体、宗教関係者や外国人などおよそ7万人が参加、LGBT のアイデンティティーや連帯の証である虹色の旗を手に、LGBTの権益向上を訴えた。
パレードに参加した女性は、「近年、社会のLGBTに対する見方は以前に比べ随分友好的になった。ガールフレンドと交際して6年になるが、家族も友人も応援してくれている。ただ、同性婚は現在もなお合法化されておらず、一般の夫婦のように法律上の権益、保障を受けられない。同性婚が一日も早く立法化され、医療、財産、保険面などの法律上において、異性婚のカップルが享受できるものと同様の保障を得たい」と話した。
また、夫と子供と参加した女性は、「自らは異性婚で、かつキリスト教徒であるが、全ての人には愛する対象を自ら決める権利があり、人類が皆、神の意思を理解することは不可能だ。よって、自分の信仰で他の人の信仰を拘束すべきではない。中華民国台湾は民主的な国だ」として、様々な性的志向をもつ人々が結婚できようになることを支持したいと話した。