2年に一度、各分野で大きな貢献をした人々を表彰する、第8回「総統文化賞」の表彰式が30日、台北市の総統府で行われた。「公益賞」は台北市婦女救援基金会、「人道賞」は東部・花蓮県の花蓮玉里天主堂の神父、劉一峰さん、「文芸賞」は台湾の大手紙・聯合報の張作錦・顧問、「環境保護賞」は中華民国野鳥協会、「創意賞」はフリーイメージデザインの陳俊良・総経理が受賞。馬英九・総統が受賞者一人ひとりにトロフィーを手渡した。
「公益賞」を受賞した台北市婦女救援基金会は過去数年間に渡って、慰安婦及び女性の人権運動に関する資料を保存してきた。馬・総統はあいさつの中で、先日、明らかにした「国家軍事博物館」の建設にあたり、台北市婦女救援基金会のために慰安婦の歴史資料を展示する専門コーナーを提供することを述べた。馬・総統はこの理由について「なぜ軍事博物館に展示するのか。それは国連が1996年1月1日、人権委員会で『慰安婦』について『軍事性奴隷』であると定義したからだ。つまり軍事と関係あるからだ」と説明した。
「文芸賞」を授賞した張作錦氏は新聞記者出身。張氏は、総統文化賞を授賞した初の新聞記者となった。馬・総統は「総統文化賞」について、文化について広義的に定義しているとして、「公益、環境保護、健康などの内容も文化の一部分だ。この台湾の土地の活力、理想、崇高さを感じられるものだ」と説明した。