台湾南部・高雄市のデング熱は収束に向かっておらず、媒介となる蚊の繁殖箇所の排除を継続する。中央感染症対策センターは30日、第8回作業部会を開いた。荘人祥・スポークスマンは、高雄市のデング熱は例年のピークの時期に入っており、行政院環境保護署は早ければ来週、市内で感染の深刻な地点において、媒介となる蚊の繁殖箇所の排除計画を実施すると明らかにした。
今年の感染でもっとも深刻だった南部・台南市での感染は収束に向かっているが、高雄市は依然として横ばい状態。衛生福利部は引き続き、医療資源を掌握しながら、随時、デング熱専門病院の指定や患者の転院などを柔軟に行っていく。
環境保護署はこれまでに台南市と高雄市で8度、繁殖箇所の排除計画を実施してきたが、11月上旬に高雄市の三民区と岺雅区で再び徹底的な作業を行い、蚊の繁殖を抑える。
台湾全域で29日に明らかになった感染者の数は315人で、そのうち高雄市が226人。先週の木曜日に比べて41人増えており、いまだ収束の兆しはない。台湾全域での今年の感染者数は累計2万8744人。そのうち129人が死亡、28人が集中治療室で治療を受けている。