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国防部「南シナ海情勢は把握」

  • 28 October, 2015
  • Editor
国防部「南シナ海情勢は把握」
地域の安定維持が最優先指令

国防部が、緊張が高まる南シナ海の情勢を把握しているとしている。アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「ラッセン」が、中国大陸が南シナ海の南沙諸島に造成した人工島から12カイリ以内の海域、つまり中国大陸が領海と主張する海域内を航行したことにより、南シナ海では緊張が高まっている。

国防部の高広圻・部長は28日、メディアの質問に対し、「国防部は、南シナ海の情勢を把握している。この点についてみなに安心してほしい。第二に中華民国国軍は、主権はわが方にあり、争いは棚上げし、共に和平を維持し互恵関係を築き、南シナ海の資源を共同開発するということを最優先指令(Prime Directive)とする」と説明した。

国防部は27日に行われた記者会見で、国防部は、南シナ海で有事の場合、海上及び空中から支援する計画を立てていると明らかにしたが、高・部長は28日、この点については明言を避け、地域の平和と安定維持こそが最優先指令だと述べるにとどまった。

また、アメリカ側に対し緊張の高まりを回避する提言を行うかについて、高・部長は、中華民国政府とアメリカ側には良好なコミュニケーションのルートがあると答えた。なお、南シナ海情勢の緊張に加え、中共人民解放軍は2020年にも台湾を攻める戦力を備えるという国防報告書の分析を受けて国防部は国防予算を増やす予定はあるのか問われた高・部長は、「戦力全体を強化するための予算を獲得することは国防部の果たすべき責任だ」と答えた。

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