台湾出身で、日本のプロ野球チーム・北海道日本ハムファイターズでプレイする陽岱鋼・選手が、野球の国際大会・プレミア12に出場するため帰国し、中華民国台湾の代表チームが勝つごとに台湾元10万元(日本円約37万円)を公益活動に寄付すると宣言した。
陽岱鋼・選手は26日に帰国、27日には台北市内で帰国記者会見を開いた。陽・選手は、「今年はけがで一軍を離脱するなど思ったようにプレイできない状況が続いたが、休んでいた間にチームの先輩たちの意見を聞き、けがを一種の休息と考えるべきだと思い直すようになった」と話し、これからも全力でチームの勝利を目指す考えを強調した。また、左手首の骨折は5月の試合で一塁にスライディングして負ったものだが、「同じ場面なら勝利のためにこれからも試みる」と述べ、自分のスタイルである全力プレイを貫く姿勢を示した。
また、プレミア12に出場することについては、代表チームの郭泰源・監督が最後まで自分の参加を希望してくれたことに感謝、国を代表して戦えることは栄誉だとすると共に、今年の台湾のチームは打線が強力でとても強いと自信を見せた。
陽・選手は、昨年から本塁打を打つ度に決まった金額を公益活動に寄付することを自らに課しているが、今年は故障のため本塁打7本にとどまり、昨年台湾元75万元(日本円約276万円)寄付できたのに対し、17万元(日本円約62万円)にとどまったため、プレミア12で中華民国チームが勝つ度に10万元を寄付すると宣言した。
この寄付金は、地方の少年野球のチームなど、経済的に恵まれない子供たちを中心に提供されている。プレミア12は日本では11月8日、台湾では9日にスタートする。