来年の立法委員選挙に、同性愛者の候補者が現れる。来年1月16日には次期総統選挙と同時に、立法委員選挙も行われる。この選挙で、野党の緑党社会民主党連盟は、選挙区、そして比例代表で合わせて5人、同性愛者の候補者を立てると発表した。これらの立候補者は26日、立法院の前で記者会見を開き、複数で出馬する理念と行動を説明すると共に、有権者が同性愛者への支持を集中させて、LGBTと呼ばれる人たちの勢力を国会に送り込むよう呼びかけた。
台北市信義松山選挙区で立候補する、呂欣潔さんは、台湾では同性愛者の運動が推進されて長いが、関連の問題が選挙で重視されることはない他、自分が立候補する際には今でも「同性愛者の色彩を薄めたほうがよい」とする人がいると説明。呂さんはしかし、すべての議題は性別とも関わっているとして、有権者が投票を通じて、同性愛者の参政権を支持するよう呼びかけた。
また、いくつかの同性愛者の団体は31日、年に一度の大型のデモ行進を行う。この日の記者会見に出席したこれら団体は、デモ行進に多くの人が参加するよう呼びかけた。
なお、同性愛者によるアジア最大の会議、ILGA-ASIAが今月28日から30日まで、初めて台湾で開かれる。ILGA(国際レズビアン・ゲイ協会)は1978年に設立された。各国のレズビアン、ゲイ、トランスジェンダー、インターセックス関連の団体を結びつけ、交流させる組織で、ILGA-ASIAは2年に一度行われ、30カ国以上から300人の関係者が参加する。台北市内の剣潭青年活動センターで開催される。