馬英九・総統の母親の秦厚修・女史が2日夜、1ヶ月前から入院していた台北市内の病院で、肺にできた慢性の腫瘍とそれに伴う呼吸不全のため亡くなった。92歳だった。馬英九・総統は夕方6時に病院に駆けつけ、秦厚修・女史はその後家族らに看取られながら亡くなったという。馬・総統と夫人の周美青・女史はこのところ、毎日時間を見つけては見舞っていた。
病院側によると、馬・総統は、各方面からの関心に感謝するとともに、特別な葬儀は行わず、花輪や香典も受け取らないとしているという。
秦厚修・女史は1922年に中国大陸の湖南省で生まれ、1944年に重慶で馬鶴凌氏と結婚した。馬・総統は姉が3人、妹が1人の1人息子。父親の馬鶴凌氏は2005年に他界している。
台北市の郝龍斌・市長は、馬・総統の日ごろの親孝行ぶりからその悲しみは深く、特に、母の日を控えたこの時期の別れはつらいだろうと馬・総統の体を気遣った。