民進党の蔡英文・主席が、新移民に関する政策を提出し、東南アジア諸国との連携強化を訴えた。
最大野党、民進党の次期総統選公認候補、蔡英文・主席はさきごろ、東南アジア諸国とより深く、より多元的な関係を築こうとする、「新南向政策」を提出した。蔡・主席は21日、台湾の男性と結婚し台湾で暮らす「新移民」と呼ばれる東南アジア出身の女性から成る応援グループ「東南亜小英姉妹会」の発足に関する記者会見に出席した。小英は蔡・主席のニックネーム。
席上、蔡・主席は、民進党は将来、東南アジアの国々と、政治、経済、文化の面においてより密な関係を築くことを希望をしているとして、「新移民」の女性たちは最も重要な顧問といえる存在であり、架け橋役だと説明した。
蔡・主席は、新移民の権益をより保障するための3つの重要な政策を明らかにした。この3つの政策とは、「新移民がより平等な社会福利、待遇を受けられること」、「東南アジアの言語と標準中国語との二ヶ国語サービスの強化」、そして、「新移民の女性たちの学歴承認規定を緩和し、よりスムーズな就業あるいは進学が可能とすることで、各種就業における差別を積極的に解決していくこと」。
民進党では、こうした新移民の子どもたちが母親の母語を学ぶ機会を与え、台湾の人々に東南アジア諸国の言語の重要性を認識させたいとしている。蔡・主席はこうした党の方針について、「『新たな台湾の子(新台灣之子)』と呼ばれる、これら『新移民』の第二世代はこうした点において最大の強みをもっている。これら第二世代は、東南アジア諸国との協力を強化する最適な人選だ。新たな台湾の子たちは我々にとって最も重要な人材であり、彼らには優位性があり、台湾にとって最も重要な資産だ。なぜなら彼らは台湾を理解し、また東南アジアも理解している。台湾と東南アジアをより密接な関係にするため台湾をリードしていくには最適な人材だ」と強調した。