与党・国民党の次期総統候補、朱立倫・主席が新北市長のまま総統選挙に立候補すると決定した。朱立倫氏は昨年11月の統一地方選で、台湾北部・新北市の市長に再選されている。朱立倫氏は19日の市政会議で、新北市長を辞任せず20日から休暇をとること、並びに侯友宜・副市長が市長の職務を代行することを発表した。
朱立倫氏は、総統選出馬はこれまで何度も否定してきたが、この重要な時期に出馬を決断したのは苦しくやむをえない判断だとしている。朱立倫氏はその理由を、総統選は国家の未来の政策と方向、並びに台湾の民主政治が健全に発展できるかどうかにかかわっているからだと説明すると共に新北市の全市民に謝罪した。
朱立倫氏は、電話、インターネット、ショートメッセージなどの方法を通じて市政を掌握すると強調、市政府のメンバーたちも必ず責任を全うすると述べた。
朱立倫氏は、「新北市長の座を手放さないで総統選に出馬する私のことを、(選挙戦への)決意が足りないと批判する人がいるかもしれないが、過去または現在、海外または国内において、従来の職務を辞めず選挙に立候補するのは通例だ。市政府のグループがしっかりと職務を果たせば必ず市政を安定させ、市民のために奉仕できると信じている」と述べた。朱立倫氏は、総統に当選できたあかつきには、必ず新北市長としての経験を台湾全域に押し広めると共に、中央政府の資源を新北市にも注いでいくと約束した。