行政院大陸委員会(陸委会)の夏立言・主任委員(主委)が、「一つの中国、各自解釈」の核心は中華民国だとしている。中華民国政府で対中国大陸政策を担当する大陸委員会の夏・主任委員は14日、中国大陸で対台湾政策を担当する中共『国務院台湾事務弁公室』の張志軍・主任と中国大陸で会談した。その際、張志軍氏は、「92年コンセンサス(92年合意)」が台湾海峡両岸の政治的相互信頼関係及び対話のメカニズムの基礎だと繰り返し述べた。
夏・主任委員は16日、立法院で報道陣から、中国大陸側は「92年コンセンサス」はすなわち台湾独立反対だとしており、台湾の人々の認識との間に落差があるのではと問われた。
夏・主任委員はこれに対し、「それは彼らの一貫した言い方だ。我々も『92年コンセンサス』とは『一つの中国、各自解釈』で、各自解釈の核心となるのは中華民国だと何度も伝えている。面と向かって何度も言っている。『92年コンセンサス』は1992年の国家統一委員会での決議に基づく。そこで、『一つの中国』については各自が口頭で解釈するとされており、我々の説明は明確だ。そしてしばしば、『92年コンセンサス』の核心的な価値は、中華民国だというところにあると強調している」と話した。