台湾の祖国復帰資料展が開幕、台湾が中華民国となる歴史が紹介されている。今年は中華民国の抗日戦争勝利から70年の節目の年であることに合わせ、国家発展委員会檔案(公文書)管理局が1年あまりかけて貴重な国家資料70点を選び出した、「1025台湾祖国復帰資料展」が16日、台湾北部・新北市の行政院新荘合同オフィスビル内で開幕した。
展示は、「抗日活動」、「接収計画」、「政権交代」、「台湾省による行政の新たな時代」の四つのコーナーに分けられ、「抗日活動」のコーナーでは、馬関条約(日本名:下関条約)で台湾が割譲された文書、並びに原住民族や台湾で二番目に大きいエスニックグループ、客家人たちが日本に抵抗したことの資料などが展示されている。「接収計画」のコーナーでは、「カイロ宣言」、「ポツダム宣言」の中国語と英語のバージョン、また、日本の昭和天皇による「玉音放送」、中央放送局(台湾国際放送の運営母体)の提供する、蒋介石・総統(当時)が抗日戦争勝利を宣言したマイクなどが見られる。この他、日本の捕虜がどのように日本に送還されたかなどについても紹介されている。
会場に貼り出された当時の新聞は、掲載された内容ではなく、その価格が焦点。台湾の通貨改革が示されており、新聞の価格がわずか1年で15元から1000元へと上昇、さらに20銭に下がる経過が説明されている。
国家発展委員会は、これら貴重な資料は台湾の人々が忘れ去った記憶をよみがえらせるとし、人々が台湾の歴史上大変重要な時期について理解を深めるのに寄与するものと強調している。