台湾の在来線、台湾鉄道が15日からダイヤ改正を実施する。これにより206本の列車の運行時刻が変わる。
台湾鉄道では、今回のダイヤ改正について、台湾最南端、屏東県にある潮州基地の完成、東部花蓮県の台東線、寿豊駅から南平駅間の高架複線化路線の開通、そして2014年から導入された新型通勤形電車EMU800型の全車両投入によるものだと説明している。
台湾鉄道の統計によると、屏東線では潮州基地の完成により、高雄駅から潮州駅間の旅客列車の運行本数が現行の60本から107本に増えるほか、所要時間も19分と現行の34分から大幅にスピードアップする。また、東部・花蓮県の花蓮駅と東南部・台東県の台東駅を結ぶ台東線では、寿豊駅から南平駅間の高架複線化路線の開通により、列車交換の時間が3分から5分ほど短縮され、運行本数が増加、休日に東部、東南部を訪れる観光客の増加への対応が可能となるという。台湾鉄道では、北部エリアから台東駅を結ぶプユマ号など、特急列車を増発するほか、台東線と、台東駅から南回りで屏東県枋寮駅を結ぶ南廻線の接続を良くしたいとしている。
このほか、通勤形電車EMU800型が全車両投入されることにより、北部エリアではラッシュ時間、一部の普通列車が12両編成となるほか、中南部の一部列車も8両編成となり、普通列車の輸送力が約33%向上する。また、北部、新北市瑞芳エリアへの観光のニーズに応えるために列車を増発、瑞芳駅で乗り換えとなるローカル支線平渓線へのアクセスも向上するという。