与党・国民党が次期総統候補を入れ替える動きになっていることで、朱立倫・主席が従来の公認候補にわびている。国民党は今週土曜日の17日に、臨時の全国党代表大会を開き、洪秀柱・立法院副院長を公認候補から外し、新たな候補を立てることを議論する。公認候補が変わる可能性が高いと見られている。
次期総統選挙は来年1月16日で残り3ヶ月で、この日には立法委員選挙も同時に実施される。洪氏を公認候補から外す背景には、洪氏が対立候補の最大野党・民進党の蔡英文・主席に世論調査で大きく水をあけられていることと、立法委員選挙でも国民党に対する支持が低迷していることがあるとされる。
これについて、国民党の朱立倫・主席は13日、党首としての責任を認めた。朱・主席は、「自分は党の主席として、選挙戦が厳しいこと、そしてトラブルが絶えないことについて責任逃れはできない。これらは党首である自分の努力不足、コミュニケーション不足によるものだ。すべての党員、同志に謝らなければならない。また、このような事態と、それによる決断をせねばならないことについて、洪秀柱・立法院副院長に最も深くわびなければならない。正式なおわびと説明は明日14日の中央常務委員会と、17日の全国党代表大会で行う」と述べた。
国民党は公認候補を交代させる動きになっている一方で、洪秀柱・女史をあくまで支えようとする声もあり、「党分裂の危機に瀕している」とする指摘もある。朱・主席は、内部的に異なる意見があることを認め、引き続き意思疎通に努める考えを示した。そして、臨時で開く全国党代表大会のテーマは、共通認識の形成と勝利への団結だと強調、「団結して勝てるかどうかはわからないが団結しなければ希望はない」と、皆に心からの団結を呼びかけた。
なお、朱立倫氏が新たな次期総統候補となった場合、台湾中南部の嘉義市で市長を務めた黄敏恵・女史が副総統候補を務める可能性が伝えられている。