行政院大陸委員会(陸委会)の夏立言・主任委員(主委)が中国大陸を訪問、正常は交流維持を図る。中華民国政府で対中国大陸政策を担当する行政院大陸委員会の夏立言・主任委員は13日午後、チャイナエアライン機で中国大陸・広東省の広州に向かった。訪問は二泊三日の予定。
中華民国政府の閣僚、「大陸委員会主任委員」が正式な役職名で中国大陸を訪問するのは二度目。夏・主任委員は、中国大陸で対台湾政策を担当する中共国務院台湾事務弁公室の張志軍・主任と14日に、両岸それぞれの両岸業務主務機関にとって四度目のトップ会談を行う(「夏張会」)。大陸委員会は、両岸業務主務機関のトップ同士による相互訪問の安定と常態化は、両岸関係の平和的かつ安定した発展を保つのに資すると考えている。
昨年2月、大陸委員会の当時の主任委員、王郁琦氏が中国大陸の南京と上海を訪問し、両岸それぞれの両岸業務主務機関にとって初めてのトップ会談が行われた。二度目のトップ会談は6月に行われ、中国大陸側の張志軍氏が台湾北部の新北市、南部の高雄市、中部の台中市を訪れた。そして、今年5月には、現在の夏立言・主任委員と張志軍氏との会談が離島の金門で行われた。
大陸委員会はこれまで、中華民国政府と北京当局の交流の正常化を促進することは対中国大陸政策の重要な方針だとしてきた。来年初めには総統選挙が行われ、政権交代の可能性もあることに関連して、夏・主任委員は先ごろ報道陣に対し、今回のトップ会談が最後の会談にならないよう希望すると述べている。