今年6月に起きた粉塵爆発と見られる事故の教訓を受け、特定のイベントには安全計画の添付が必要となる。台湾北部・新北市のテーマパークで今年6月末に行われた若者中心のイベントで火災事故が発生。カラーパウダーに引火して爆発したと見られ、「粉塵爆発」だったとされる。約500人がやけどで病院に運ばれた。これまでに12人が死亡、現在も10人あまりが生命が危ぶまれる状態。
交通部はこれを受け、このほど新たな「観光レジャー業管理規則」を公布、イベント業者が「スカイランタン」と呼ばれる熱気球のようなランタン、打ち上げ花火、熱気球、そして、マラソン大会など特定のイベントを行う際には、イベント実施計画と共に「安全管理計画」も提出するよう義務付けた。「安全管理計画」では、事故発生時、4分から6分間で救護人員が現場にかけつけられるようにし、また、けが人は30分以内に現場から救出できる体制を整える。
6月の事故でやけどを負った約500人のうち300人以上のやけどは体の60%を超えるなど、1999年の台湾大地震以来、けが人の状況がもっともひどい事故となった。事件発生時、主催者の緊急避難対応、救護計画が混乱していたことが死傷者の増加につながったとされる。このため、新たに公布された観光レジャー業管理規則では、主催者は開催1ヶ月前に「安全管理計画」を提出、地元の自治体の承認を受けるよう義務付けた。