馬英九・総統が、TPP環太平洋パートナーシップ協定の次の拡大交渉に加われることに期待した。馬英九・総統は9日、米共和党全国委員会のラインス・プリーバス委員長をはじめとする訪問団と会見した。席上、馬・総統は、台湾は米国にとって十番目に大きい貿易パートナーで、米国は台湾にとって二番目に大きい貿易パートナーだとし、今月1日に台湾と米国が経済貿易問題を話し合う重要なプラットフォーム、TIFA台湾・米国貿易および投資枠組み協定の会議が台湾で開かれたことで、双方の経済貿易面での関係はさらに一歩進んだと喜んだ。
馬・総統はさらに、このほど大筋合意に達したTPP環太平洋パートナーシップ協定は台湾にとって大変重要だとした上で、米国の指導者層が過去、台湾をTPPのメンバー候補とすることを真剣に考えると述べたことに触れ、台湾が次の拡大交渉に加わることを米国が支持してくれるよう希望した。
馬・総統は、「米国国務省で東アジア太平洋を担当するダニエル・ラッセル国務次官補が、米国は台湾をTPPのメンバー候補とすることを真剣に考えると述べたことがある。TPPは台湾の貿易額の35%を占め大変重要だ。米国が引き続きこの面で台湾を支持し、台湾が次の拡大交渉に加われるよう望んでいる」と話した。
馬・総統はまた、台湾海峡両岸関係はすでに改善しているが、依然として異なる考えがあり、さまざまなプレッシャーを受けていると指摘、このため米国政府が台湾関係法の下で行った台湾に対する安全保障面での約束と、6項目の保証をしっかりと守るよう望む立場を伝えた。
この他に、馬・総統は、7年前に当時のブッシュ米大統領と中共の胡錦涛氏が電話会談した中で、胡錦涛氏が、「92年コンセンサス」を基礎とした両岸対話と協議の再開を希望すると述べたことに言及。そこで胡錦涛氏は、「『92年コンセンサス』とは両岸ともに中国は一つしかないことを認めるが、その定義にはそれぞれ異なる見方があることだ」と説明したと指摘、これこそ米国の大統領が初めて「92年コンセンサス」の存在を確認した出来事だったと強調した。