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国民党、総統候補変更の可能性高まる

  • 07 October, 2015
  • Editor
国民党、総統候補変更の可能性高まる
朱・主席「大局の為に団結を」

与党・国民党が次期総統選における公認候補を変える可能性が高まっている。

与党・国民党は7日午後、中央委員会議を開いた。席上、中央常務委員28人は、全国代表大会臨時会議を招集し、次期総統選挙の公認候補の選挙運動をいかにしてより効果的なものにするかを討論をする提案を行った。そして、党代表らが公認候補の気勢をあげるのが困難だと判断した場合には、来年の次期総統選挙と同日に実施される立法委員選挙における国民党の優位性を保つため、公認候補を変え、朱立倫・党主席が代わりに立候補するよう求めた。

国民党文化伝播委員会の林奕華・主任委員は、中央常務委員会議終了後、記者会見を行い、中央常務委員会は十分な討論を行った後、この提案について全会一致で通過したことを明らかにした。中央常務委員会は10月末以前に全国代表大会臨時会議を開催することを希望しているものの、時間、場所については党中央の判断に委ねるとしている。

一方、朱立倫・主席は、中央常務委員会の開会のあいさつで、「7月19日、全国代表大会が洪秀柱・立法院副院長を次期総統選挙の公認候補に指名して以来、洪・副院長は、支持取り付けのため、台湾全域を歩き回った。国民党は洪氏の努力を認めている。しかし、洪氏の台湾海峡両岸に関する政見は、国民党が長期間主張してきたものとは異なっている上、台湾の一般的な民意とも隔たりがあるものだ。さらに国民党籍の立法委員候補も、選挙区で支持獲得に苦労しており、皆でこの問題に直面しなければならない」と説明した。

朱・主席は、洪・副院長との幾度もの話合いの中で、洪・副院長のやるせない思いについては痛感していると述べ、自身がなぜ党内予備選挙に立候補しなかったかについては、「市長を務める新北市民への責任、そして党内の団結を促したかったからだとして、この2つの理由はまだ消えていない」と説明した。朱・主席はその上で、皆、選挙戦に勝ちたい。こうした状況は望んでいたものではなかった、と述べた。

 

朱・主席はさらに、「私と李四川・秘書長、そして洪秀柱・副院長との会談の中で、辞退することの見返り、交換条件などの提示は一切していない。唯一の交換条件は皆が党を第一に考え、党の為に身を犠牲にすることであり、皆が中華民国のために努力することだ」と強調した。

なお、10月末に全国代表大会臨時会議を招集し、公認候補を変えることを討論する決議がなされたことについて、現在の公認候補の洪秀柱氏は「中央常務委員会の権利を尊重するが、この決議案が採択された理由は不十分であり、動機が公平性に欠け、その判断はさらに事実に反している」と批判を展開。党代表全体は臨時会議で国民党にしかるべき誠意と信頼感を守り、是々非々をはっきりすることだろうと述べた。

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