与党・国民党の朱立倫・主席が、洪秀柱・女史に代わって総統選挙に出馬するとの言い方を否定している。国民党は立法院の副院長を務める洪秀柱・女史を公認候補として決めたものの、その後の世論調査では対抗馬の野党・民進党の蔡英文・主席との差を一向に縮められず不利が伝えられている。
このため、国民党の一部中央常務委員は臨時の全国党代表大会を召集し、公認候補の入れ替えを議論するよう提案するもよう。公認候補を入れ替える場合、台湾北部・新北市の市長を務める朱立倫・主席が最有力候補と見られる。一部メディアは、朱立倫氏は来週、新北市長を辞任し、洪・女史に代わって総統選に出馬すると報じた。
これに対し、朱立倫・主席は5日、「ナンセンスでコメントできない」と述べる一方、総統選挙、並びに同時に行われる立法委員選挙のいずれにおいても問題に遭遇しているとして、7日の党中央常務委員会で関連の問題についてじっくり話し合う考えを示した。
国民党の楊偉中・スポークスマンは5日、中央常務委員会で提案があった場合、一般的には党主席が決定して採決はしないが、提案の内容にもよるとして、朱・国民党主席の考えとは異なる結論となる可能性も示唆した。
朱立倫・主席は、昨年11月に再選を果たした新北市長の職を全うするとして、次期総統選挙出馬は当初から辞退している形。