阿里山森林鉄道は2009年8月の台風による被害などで、本線の主要区間は運転できない状態が続いていたが、その後の復旧工事により、年末には6年ぶりに全区間の運行が再開される見通しとなっていた。
しかし、行政院農業委員会林務局嘉義林区管理処は3日、先月28日に台湾を襲った台風21号の影響で、運休区間の一部で大規模な土砂崩れと線路下の基礎部分の流失などが起きたと明らかにした。台風後、1日には嘉義駅から奮起湖駅まで(従来から運行中)の運行は再開できたが、年末の運行再開が見込まれていた奮起湖駅から阿里山駅までの区間の58.7キロ地点が通行できなくなっている。
嘉義林区管理処や台湾鉄道が3日、再び専門家らと視察した結果、12月25日に予定していた全区間の運行再開は不可能で、奮起湖駅から十字路駅までだけでも運行を始められないか検討することになった。