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台風21号で死者3人、負傷者376人

  • 29 September, 2015
  • Editor
台風21号で死者3人、負傷者376人
台風一過、農作物被害拡大

強烈な台風、台風21号(アジア名:ドゥージェン)の被害で3人が死亡、376人が負傷した。台風21号の中心は29日午前1時、台湾中南部の彰化から海に出た。台湾本島は午前11時30分、その暴風域から外れた。中央気象局は午後5時30分、台風21号の陸上、海上警報を解除した。

中央災害対策センターが29日午後発表した最新統計によると、台風21号の被害で死亡したのは、台湾北部・新北市の70歳の高齢者と台湾中部・台中市の建築現場の従業者で、二人とも突風による被害だった。もう一人の死者は台北市南港区に住む女性で、運転していた小型乗用車がスリップして重傷を負い、死亡した。

一方、台風21号の強い雨と風の影響で台湾全域では一時期215万世帯が停電したが、台湾電力が復旧作業を急いだ結果、停電世帯数が44万世帯に減り、29日深夜以前にすべて復旧できる見込み。

停電以外、このたびの台風の影響で台湾自来水公司の利用者15万世帯、台北自来水事業処の利用者14万世帯が断水を余儀なくされている。関係機関は、原水の濁る度合いが改善され次第、ただちに給水を再開するとし、30日午前6時にもすべて給水を再開する見通しを示した。

中央災害対策センターの副指揮官を勤める、内政部の林慈玲・政務次長は台風21号の復旧作業について、中南部では雨が強まっているとし、関係機関に対して冠水、浸水、および土石流などの被害状況を把握するよう指示すると共に、復旧作業に携わっている関係者に対しても、自身の安全を注意するよう呼びかけた。

なお、台風21号の影響で台湾の交通網が乱れていた。在来線、台湾鉄道では土石流のため、一部の線路が不通となり、列車の送電ケーブルが落下したりしたため、復旧作業を進めており、29日正午12時以前、西部幹線、東部幹線、南回り鉄道、各ローカル線、阿里山森林鉄道の指定席の列車がすべて運休したが、通勤、通学の利用者のため、午前6時から、台湾中南部の嘉義、南部の台南、高雄、屏東の通勤列車の運行を再開した。台湾新幹線こと、台湾高速鉄道も29日正午12時以降、全線の運行を再開した。

台風で大きなダメージを受けた台湾鉄道の北廻り鉄道と宜蘭線は29日夜9時に運行を再開した。

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