アメリカのオバマ大統領と中国大陸の指導者、習近平氏はアメリカ時間の25日、アメリカ・ホワイトハウスで会談を行った。
会談の後に行われた共同記者会見でオバマ大統領は、会談において6項目の重点について話し合ったと述べた。オバマ大統領は3つめの重点の中で、東シナ海、南シナ海のテーマのほか、両岸問題に言及、自ら進んで「中国大陸と交わした『三つの共同コミュニケ』、および国内法の『台湾関係法』における『一つの中国政策』を遵守することを重ねて言明したい」と述べた。
一方、続いて発言した習氏は、過去の中国大陸の指導者がアメリカ側に伝えた台湾に関する一貫した立場について一切触れなかった。
中華民国外交部は、記者会見を受け、26日の未明、プレスリリースを発表した。外交部はプレスリリースの中で、今回のオバマ大統領の発言は、2014年11月12日にオバマ大統領が、中国大陸・北京で「台湾関係法」に言及し、両岸関係は「尊厳」と「尊重」の基礎の下に双方の信頼関係を築くべきだと発言したことに続き、「台湾関係法」が中華民国台湾とアメリカの関係の基礎であることを強調したものであると指摘、アメリカが台湾の安全保障に対する承諾を遵守することを示したとして、アメリカに対して謝意を示した。
外交部はまた、近年、台湾とアメリカの相互信頼関係は回復しただけでなく、より強固となり、対話のルートも多元化し、スムーズになったと指摘。今回の習氏のアメリカ訪問前、台湾とアメリカは密接にコミュニケーションをとり、我が国の利益が損なわれることがないことを確約したとして、スーザン・ライス大統領補佐官、アメリカ国家安全保障会議のダニエル・クリテンブリンクアジア上級部長、ダニエル・ラッセル国務次官補らがさきごろ、アメリカの長期間に渡る一貫した立場に変化はないと強調し、台湾関係法を今後も遵守すると発言したことは、アメリカが台湾の立場を完全に理解し、実際の行動で支持してくれたことの証明だと強調した。
外交部はまた、今後中華民国政府は「台湾関係法」の基礎の下、台湾とアメリカの協力関係をさらに高いレベルに引き上げ、台湾海峡両岸の和平と安定を促したいと述べた。