世界銀行が、購買力平価での台湾の1人当たりGDPは日本や韓国を上回るとしている。世界銀行は29日、2011年を基準とした国際比較プログラム(ICP)を発表した。このプログラムでは、世界199の経済体における価格の違いに着眼。前回発表したのは2008年で、そのときは2005年のアメリカの価格を基準にし、当時購買力平価での台湾の1 人当たりGDPは2万6069米ドルだった。
しかし、今回発表されたプログラムでは3万9059米ドルで、日本の3万4262米ドル、ならびに韓国の2万9035米ドルを上回った。世界銀行では、価格水準指数(PLI)も発表しており、台湾は66.1だったのに対し、日本は173.6、韓国は99.4だった。これは、台湾では物価が相対的に大変安いことが、購買力平価で台湾の一人当たりGDPが日本や韓国より高い主な原因であることを示している。
アジアの四匹のリトルドラゴンと呼ばれる四つの国・地域で比べた場合、購買力平価での1人当たりGDPの上位2位は、シンガポールの7万2296米ドル、次いで香港の5万129米ドル。中華民国台湾は3位、韓国が最下位だった。