台湾南部・台南市のデング熱が14週間ぶりに感染拡大を鈍化させているもよう。台湾は今年の夏、デング熱が過去10年で最も深刻で、特に台南市では毎日数百人のペースで感染者が増えてきた。
デング熱感染防止指揮センターは21日、最新の統計を発表。昨日20日に新たに確認された感染者は台湾全体で443人、そのうち台南市がやはり最も多く347人だった。同じく南部の高雄市が89人で、台湾全域での累計感染者数は1万3209人に。
衛生福利部疾病管制署の荘人祥・副署長は、今年5月以来、台南市での感染者数は14週連続で増えてきたが、先週初めて増加ペースが鈍化したと説明、中央政府と地方自治体が協力して感染拡大防止に取り組んできた成果だと述べた。荘・副署長は、「中央政府と地方自治体、そして市民がここ数週間、感染拡大防止に取り組んだことで感染のスピードが鈍化した。この成果を保つため、引き続き努力が必要だ。例年のピークは10月から11月なので、まだ警戒を保っていかねばならない」と述べている。
荘・副署長は、感染の状況は上下動があるので、一週間だけでは判断できず、三週間スローダウンが続くなら感染の広がりは落ち着いたといえるだろうと述べた。