日本の春の叙勲で、台湾の人4人が受章した。日本の対台湾窓口機関・交流協会は29日、日本の2014年春の叙勲の受章者リストを発表した。台湾では、中央研究院の廖一久・院士が、旭日中綬章を、台北市の剣道道場、修道館の副館長の呉金璞氏が旭日小綬章を、そして、日本語で和歌を読むことで知られる台湾歌壇の代表、蔡焜燦氏が旭日双光章を受ける。また、日本の兵庫県在住の兵庫県肢体障害児者協会の鄭正秀・理事長も、旭日双光章を受け、台湾の人は合計4人。
台湾における日本大使館に相当する、交流協会台北事務所の小松庸人総務室長は、1972年以降、台湾の受章者は30人で、主にはこれらの人たちが台湾と日本の各領域での交流と、日本に対する理解を深めるために果たした貢献を称えると説明した。
中央研究院の院士、廖一久氏は、えびの一種、ウシエビの台湾の養殖業の発展を支え、1987年には生産量世界一を達成させる貢献をした。ウシエビはブラックタイガーと呼ばれる。日本への輸出で台湾はかつてシェア50%以上を占め、廖一久氏は「ウシエビ養殖の父」と呼ばれた。また、養殖技術の特許出願はせず、技術を普及させた。今回の叙勲では、「日本・台湾間の水産技術分野を通じた学術交流の促進に寄与した」と評価された。
また、蔡焜燦氏は、日本の司馬遼太郎さんの晩年の作品、『街道をゆく』シリーズの『台湾紀行』の中に司馬さんの案内役として登場したことで知られる。普段から日本の若者を多く受け入れるなど、台湾と日本の関係促進に大きく貢献している。『台湾人と日本精神-日本人よ胸を張りなさい-』なども著している。