8月に台湾の市場から外国資金が35億米ドル流出したと伝えられているが、8月末の時点における台湾の外貨準備高は逆に28億3500万米ドル増加し、過去最高出来高の4247億9100万米ドルを記録した。
中央銀行外国為替局の顔輝煌・局長は、外貨準備高が増加した主な原因は、外貨準備の運用益が増加したこと、また、ユーロ等主要外貨の対米ドルレート上昇による影響を受け、米ドル換算後の資産価値が増加したためと説明している。
中央銀行の統計によると、8月は台湾元の為替レートが3.44%下落、ユーロは2.5%、日本円は2.49%上昇。英ポンドは1%、豪ドルは2.10%下落している。
8月の外資流出額は34億8300万米ドルで、過去4年、連続47ヶ月において最多。同時に、8月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)と台湾元預金残高の合計は2507億米ドルで、外貨準備高に対する割合は59%。
8月末の外資による株式・債券保有額の規模は、7月末より269億米ドル減少。5月の最高値3225億ドルと比べると718億米ドルの減少となっている。