中華民国台湾の沈呂巡・駐米代表が36年ぶりに米国の第二次世界大戦勝利記念式典に出席、外交部は両国の関係は最も良い状態だと歓迎している。
米国駐在の台北経済文化代表処(米国における中華民国大使館に相当)の沈呂巡・代表(大使に相当)は現地時間2日、アジアやヨーロッパの使節団と共に、ワシントンのナショナルモールにある第二次世界大戦記念碑で行われた第二次世界大戦勝利の記念式典に出席し、米国の国交国であるカナダやフランス、オーストラリアなどの代表と同等の対応を受けた。10年前にはこの式典に台湾の関係者は招待されなかったため、外交部は、今回の出席は、中華民国台湾と米国の関係が、両国が国交を断絶して36年でもっとも良い状態にあることを証明するものだとしている。
外交部の王珮玲・報道官は3日、「中華民国と米国が国交断絶して以来、中華民国の米国駐在代表はこのほど、36年ぶりに米国政府と民間が主催した第二次世界大戦勝利記念式典に招待された。式典では米国の国交国の代表らと共に、名前が読み上げられ、諸外国の代表と同様に厚遇された」と述べている。
王・報道官は、また、「10年前、大戦勝利60周年の時には台湾の代表は招かれなかった。今回、わが国の駐米代表は、第二次世界大戦を共に戦った太平洋の友好国の代表と一緒に献花のセレモニーに参加しただけでなく、わが国の花輪には中華民国の国章が示されていた。これらはすべて、米国のわが国に対する尊重を示している」と述べた。
王・報道官はさらに、「中華民国台湾と米国には正式な外交関係がなく、待遇の一部は、米国の国交国と比べられないが、『台湾関係法』に基づけば、『駐米台北経済文化代表処』(TECO)は中華民国と台湾を代表している。そして、『台湾関係法』第15条に基づけば、『台湾』とは、1979年1月1日の国交断絶まで、米国が中華民国として認めていた、台湾当局を含んでいる」と説明した。