台湾北部の空の玄関口、台湾桃園国際空港の今年上半期の貨物取扱量が、世界9位へと上昇した。国際空港評議会(ACI)はこのほど、会員の各空港に今年上半期の貨物取扱量世界ランキングを伝えた。台湾桃園国際空港は102万トンで、世界9位となり、去年から1ランクアップした。台湾桃園国際空港は、将来は貨物取り扱いで世界の5大ハブ空港入りも可能だとしている。
国際空港評議会は、今年3月に去年の世界1700あまりの空港の旅客と貨物の輸送量ランキングを発表。台湾桃園国際空港は貨物取扱量が208万トンで、初めて世界のトップ10入りを果たした。
そしてさらにこのほど、国際空港評議会によって、今年上半期の貨物取扱量102万トンは世界9位だったことが伝えられた。ドイツのフランクフルト国際空港を初めて上回っただけでなく、日本の羽田空港に迫るとともに、アジアの国・地域において香港、上海浦東、インチョン、羽田という一流の国際空港に次ぐ、アジアで5番目の貨物取り扱い空港となった。
台湾桃園国際空港会社の温永松・行政副総経理は、「このところ、航空自由貿易港エリアの業務を積極的に拡大しており、台北港との間で空と海とのリレー輸送の統合を強化している他、冷凍品、冷蔵品などの冷蔵物流という付加価値の高いサービスにも力を入れている。また、海外との電子商取引や物流面での提携先探しも強化している。さらには航空会社の航空路線や航空権の開拓も後押ししている。こうした皆の努力によって将来、台湾国際桃園空港が貨物取り扱いで世界の5大ハブ空港に入るよう期待している」と述べた。
温・行政副総経理は、「現在、貨物輸送の面で我々はすでに世界のトップ10に入っている。貨物輸送の発展や航空会社の路線、航空権の開拓、また、国際的な倉庫会社4社がある点、自由貿易港エリアという点から見て、積極的な業務拡大で、将来は貨物取り扱い量で世界の5大ハブ空港の仲間入りができるよう希望している」と話している。
温・行政副総経理は、「将来桃園エアロトロポリスができれば、周辺の産業をさらに発展させられる他、航空旅客と貨物取扱量の増加を加速できる。その時には、台湾桃園国際空港は国家経済の繁栄を後押しする重要なエンジンになるだろう」と述べた。