馬・総統は2日、国防部が主催した「抗日戦争勝利70週年記念及び2015年軍人の日祝賀大会」に出席した。
馬・総統は世界、中華民国そして台湾の立場から、抗日戦争勝利、そして台湾の中華民国への復帰の意義を説明した。馬・総統は「8年間にわたる抗日戦争は、中華民国を救い、台湾が中華民国に復帰したのみならず、同盟国の第二次世界大戦勝利につなげたと指摘、この勇ましい歴史は70年後の今日になって、ようやく重視されるようになった」と述べた。
馬・総統は、中共が抗日戦争を主導したと主張し、国民政府が軍人と民衆をリードして抗日戦争に向き合った歴史と貢献を無視してきたことについて、遺憾だとすると共に、「中共は抗日戦争に参与したが、主導的立場ではなかった」と強調した。
馬・総統は、「大量の歴史的資料が公開されるに連れ、抗日戦争の際、正面の戦場(正規戦)でも、敵の後方における戦場(ゲリラ戦)でも、国民政府が終始主導的立場であったことはより明確となっている。抗日戦争期間の22回の重要な戦いにおいて、中共が参与した唯一のいわゆる『正面の戦い』は、1937年9月の『太原作戦(たいげんさくせん、中国語名:太原会戦)』における『平型関の戦い』一回のみだった。その後、中共は、『百団大戦(1940年、山西省と河北省周辺一帯)』などのゲリラ戦に転じ、日本軍と正面から対戦することを避け、実力を温存、地方部隊を吸収した。時には国民党軍を攻撃し、勢力を広げた」と指摘した。
馬・総統は、「中華民国の総統として、この時代の国家の重要な歴史をはっきりとさせ、それを後世に伝える責任がある」と強調、中国大陸に対し、「92年コンセンサス、一つの中国、各自解釈」の基礎の下、歴史的和解と協力を始めるよう呼びかけた。
馬・総統は、「中国大陸当局が、能動的に歴史に向き合い、事実を求め、老兵に向き合い、相手の立場に立った上で、抗日戦争は国民政府主導で中共がサポートする形であったことを公式に認めれば、内外の華人から肯定されることになる」と強調した。馬・総統は、日本政府に対しても、第二次世界大戦の歴史を直視し、事実そのものを論ずることを呼びかけた。