第四原子力発電所の建設中止を求め、台北市内の忠孝西路を占拠していた人たちが、28日早朝に警察によって排除された。これらの人たちは27日午後に、総統府前のケダガラン大通りから、228平和記念公園などを回る街頭デモを行った。デモの主催団体は、忠孝西路の1車線でのデモを申請していたが、人々はこの通りに差し掛かると、道路使用申請をしていた範囲を越えて忠孝西路全体を占拠する形となった。また、使用許可は27日の深夜12時までだったが、それを越えても1000人あまりが路上に寝転がったり座り込んだりして退去しようとしなかった。
このため、警察は28日未明2時40分に排除を開始、1人ずつ引っ張って立たせて退去させる他、高圧放水車なども利用、朝6時40分ごろになってようやく通りからデモの人たちをすべて排除することに成功、忠孝西路の交通が回復された。
4時間にわたる作業で、警察官5人が負傷し、そのうち2人が病院に送られた。デモ側では37人が病院に運ばれ、そのうち病院で様子を見ている5人を除いて帰宅した。
第四原発をめぐっては、最大野党・民進党でかつて主席を務めた林義雄氏が22日から、建設中止を訴えてハンストに入っていたが、7日目となった28日午後、林氏はハンストを行っていた教会を離れて病院で診察を受けた模様。