馬英九・総統が、ドイツにならって産業のレベルアップを目指す考えを示した。馬英九・総統は1日、ドイツ議会与党会派のミヒャエル・フックス副議長と会見した。馬・総統は、中華民国台湾とドイツとの貿易と往来は密接で、ドイツは台湾にとってEU欧州連合最大の貿易パートナーだと指摘した。双方の貿易総額は155億米ドルに上り、互いの投資金額もここ数年は増え続けているという。また、2010年にはワーキングホリデー協定を締結、その後も詐欺犯罪の撲滅、二重課税回避などの協定を相次いで締結している。馬・総統はその上で、EUとの経済協力協定を締結し、双方の関係をさらに上のレベルに引き上げたいと強調した。
馬・総統はまた、ドイツがこのところ推し進めるインダストリー4.0は台湾で高く評価されていると説明、中華民国政府はドイツの取り組みを受けて、産業4.0計画を打ち出しており、段階的に産業の変革を進めていきたいと述べた。
馬・総統は、「我々も今年目標を定めており、将来は一歩一歩、我々の製造業をいっそうスマート化したいと考えている。この点でフックス氏は専門家なので協力を要請したい。我々は9年間で台湾元360億元(日本円約1322億円)を投じ、関連の産業構造改善を推進する」と述べた。なお、馬・総統はこの日、ナウルの国会議長夫妻とも会見した。