強いエルニーニョ現象の影響で、今年の秋は若干暖かく、雨が少なくなる見通し。今年の気候は各国の気象観測当局より、「非常に強いエルニーニョ現象」とされており、中央気象局も1日に発表した予測において、今年の秋は比較的暖かく、雨が少なくなると指摘した。
中央気象局によると、今年のエルニーニョ現象はすでに「スーパー級」で、赤道上の中部太平洋、東太平洋の水温は例年より2度高く、エルニーニョ現象が深刻だった18年前のレベルに近づいている。
中央気象局予報センターの鄭明典・主任は、1982年よりエルニーニョ現象に注目しているとし、1982年はかんばつや豪雨など異常気象が続き、世界の牧畜業が大きな打撃を受けたと説明、この年には台湾でも春に大規模な雨が降り、各地で水害が起きたことから、エルニーニョ現象を軽んじてはならないと警戒した。
鄭・主任は、「エルニーニョ現象が最も強くなるのは冬から来年はじめにかけてだ。だからこれからいっそう強まる可能性もある。台湾にやってくる台風は少なくなり、今年は多くてもあと一つだと予想している。向こう3ヶ月、台湾は比較的暖かく、雨が少なくなる可能性が高い」と話した。気象局によると、現在、各地のダムの貯水量は十分ながら、今後水不足が心配される季節となることから、各界は水資源の上手な利用を意識するべきだという。