台湾の中部と南部で鳥インフルエンザが確認され、ニワトリ1万7000羽あまり、アヒル6000羽近くが殺処分された。中部の雲林県・元長郷にある養鶏場ではこのほど、病原性の強いH5N2型のウイルスが確認され、1万7000羽あまりのニワトリが8月31日までにすべて殺処分とされた。
8月24日に一部のニワトリの足ととさかの異常な出血が見つかり、ただちに通報して検査したところ、H5N2型のウイルスに感染していることが確認され、8月30日から殺処分を行っていた。殺処分を行う中で鶏舎のシートに大きな穴があることがわかった。これは先ごろの台風で開いたと見られ、このところの雨がここから降り込みニワトリの抵抗力が落ちていたところに、ウイルスを持った野鳥が雨宿りのためまぎれこんだのが原因ではないかと指摘されている。
一方、最南端の屏東県新園郷にあるアヒルの養殖場でも、H5亜型の鳥インフルエンザが確認され、8月27日に6000羽近くのアヒルが殺処分された。