与党・国民党の元副秘書長が、連戦・国民党元主席の中国大陸訪問について、人々は期待してよいと述べた。連戦氏が、9月3日に中国大陸で行われる抗日戦争勝利の軍事パレードなど記念式典に出席するため、30日午後に中国大陸に向かった。連氏に随行する張栄恭・国民党元副秘書長は連氏に代わって取材を受け、「連戦・元主席の今回の訪問は対等な立場と尊厳をアピールするもので、人々は期待して良い」と述べた。
一方、独立派の人間が空港で抗議活動を行い、張氏の頭の上に抗議の横断幕をかぶせたため現場は一時緊張する事態に。
連戦氏は、招きに応じて中国大陸・北京で9月3日に行われる軍事パレードへ出席するため、30日午後に出発。ただ、馬英九・総統は29日、行政院大陸委員会と総統府の報道官が過去1週間に明確に述べているように、「参加は不適切」というのが中華民国政府の立場だと、初めてこの件についてコメントしている。なお、新党の郁慕明・主席も連戦氏と同じ飛行機で中国大陸に向かった。
連戦氏はラウンジへと直行したため、メディア各社はその姿を撮影できなかった。張栄恭氏は午後2時頃に台湾桃園国際空港に到着、現場には中国大陸訪問に抗議する人も多く集まった。張氏は取材に対し、「連戦・元主席の今回の訪問は対等な立場と尊厳をアピールするもので、人々は期待して良い」と述べた。
張氏は、「抗日戦争勝利を記念することは中華民族にとって重要であり、今回開催される行事は国際的なものだ」と強調し、「我々は適切な説明を行う」と述べた。張氏は、抗日戦争にはその歴史的事実があるとした上で、中国大陸には中国大陸の観点があると指摘、「対話することで、一方的な談話では不可能な効果を上げられると考えているので、(談話と)補い合える」と述べた。一方、馬・総統が今回の訪問を「不適切」としていることに対し、張氏は、「異なる手段で同じ結果を求めることは可能で、共に台湾のために努力する」と説明、歴史観についても交流と和解を進めるべきとの見方を示した。