9月に開会する国連総会に向け、外交部が友好国と外交戦略を検討した。第70回国連総会は9月15日に開幕する。外交部の駐ニューヨーク国連業務作業チームはこのほど、国連駐在の友好国の外交官と会合を開き、今年の総会に向けた外交戦略と方策をシミュレーションした。
外交部は、友好国が引き続き中華民国台湾を支持する発言を国連総会で行うことを通じて、中華民国台湾が国際社会に参与する能力と意志を有していることを説明すると共に、米国の協力を得て国連の専門機関や周辺組織への参与を積極的に目指していく。
中国大陸の習近平・政治指導者が9月下旬より訪米し、国連総会で演説する。習氏が指導者に就任してから国連総会に参加するのは初めてで注目される。今年の国連総会は9月15日に開幕。70歳のリュッケトフト・デンマーク国会議長が、ウガンダのクテサ外相の後を引き継ぎ、総会議長を担当する。
9月25日から27日まで、「持続可能な開発に関するサミット(ポスト2015年開発アジェンダ)」が開催される。28日から10月6日まで、4日の日曜日を除く計8日間、一般討論が行われる。
米国メディアによると、今年は国連総会70周年の節目であり、各国元首の出席者は多数に上る。中国大陸の政治指導者の習近平氏は9月30日に演説を行う予定で、天津市で発生した大規模爆発や株式市場の混乱、人民元の大幅な切り下げなど中国大陸で一連の出来事が相次いでいるだけに、習氏の発言が各方面から注目されている。
習氏の前任者の胡錦涛氏は2005年の9月に開かれた国連60周年サミットに出席した他、2009年にも再度国連で演説し、その後米国ペンシルベニア州ピッツバーグで開かれたG20金融サミットにも出席した。
外交部の駐ニューヨーク国連業務作業チームは先ごろ、国連駐在の友好国の外交官を招き、ニューヨーク州北部で非公開の会合を開催。十数ヶ国の国連代表または公使が出席した。外交部の史亜平・次長はこれに出席して親睦を深め、友好国が台湾の正義のための公平な発言を行うことに期待した。
台湾は、38年ぶりに世界保健機関(WHO)年次総会に、また42年ぶりに国際民間航空機関(ICAO)の年次総会に参加ずみで、気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)や、疾病、気象および地震などの分野の組織への参加を積極的に推進している。