「台北国際航空宇宙及び国防技術見本市」が開幕した。2年に1度の「台北国際航空宇宙及び国防技術見本市」が13日、台湾北部・台北市の世界貿易センター展示ホール1で開幕。国内の最新の航空工業や軍事防衛の研究開発の成果が展示され、前回より27%多い126の業者が出展している。国内で唯一の航空宇宙・国防・電子・精密機械、そして部品業者が交流するプラットフォームです。航空宇宙用工作機械は高い精度を持つ。このため、今年の見本市では工作機械を特別展示項目としており、関連業者と航空宇宙工業界との協力関係構築につながることが期待される。
中華民国対外貿易発展協会の黄文栄・秘書長によると、台湾の航空宇宙産業は単一の部品加工から高度なモジュール生産へと進化し、先端の電子技術や精密機械が求められており、今年の見本市では特別に工作機械業者を招き、関連産業が交流する重要なプラットフォームにしたという。黄・秘書長は、「この見本市は航空宇宙産業、国防産業、そして電子、精密機械産業に交流の場を提供していることは、台湾が経済の変革に向き合っていることの重要な指標だ」と述べた。
経済部国際貿易局の徐大衛・副局長によると、2014年の航空宇宙産業の生産額は台湾元870億元、日本円にしておよそ3345億円で、うち輸出は461億元だった。今年の輸出は18億元、3.9%増えると予測されている。航空機の需要が徐々に増えていくことを受け、今回は海外から78人のバイヤーを台湾に招いており、この見本市でビジネスチャンスを生み出すという。
この見本市での最大の出展者は国防部で、「国防パビリオン」を設けて各種のシミュレーションシステムや武器装備を展示している。また、国家中山科学研究院は最新の研究開発の成果を披露、中でも3Dゴーグルをつけた6人の兵士がそれぞれの台に乗り、連絡を取り合いながら前進して特定の任務を行うシステムが注目されている。バーチャルな空間での3人の姿もモニターに映し出される。このシステムは3Dデジタル映像と各種センサーを組み合わせており、限られた訓練スペースで、広大な範囲での実践演習を再現することが可能となっている。