台風13号後の清掃などに国軍が4000人以上を動員している。台風13号は8日早朝に台湾東部・花蓮県から上陸し、正午には台湾中部の雲林県から台湾海峡に抜けたが、その前後に台湾各地に強烈な風と豪雨をもたらした。各地で被害が出ており、国防部は10日、引き続き4490人の兵士、各種車両222台を投入して、各地で倒れた街路樹の撤去や道路の清掃、土砂の片付けなどを行うと説明、一日も早く人々の正常な生活環境が回復できるよう努めると強調した。
台湾北部・新北市で、原住民族の里として知られる烏来の山間部では特に被害が深刻。土砂崩れで道路が寸断されて孤立状態となっており、国防部は陸軍航空特戦指揮部のUH-1Hヘリコプター2機を出動させた。このヘリコプターには同特殊作戦部隊36名が乗っており、新北市特別捜索救助隊に協力して、連絡が途絶えている広興路、忠治里、平広路、及び西羅岸路などの住民への救援活動を行う。
国防部によると、国軍は引き続き地方自治体の被災地復旧活動に協力すると共の、烏来で連絡がとれない人たちの捜索に全力であたる。国防部はまた、人々が土砂崩れや落石、土石流などに引き続き注意するよう呼びかけた。