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台北市と慈済、外国労働者へ無料診療実施

  • 09 August, 2015
  • Editor
台北市と慈済、外国労働者へ無料診療実施
意義ある活動

台北市政府労働局と、台湾の仏教団体で国際的なボランティア活動で知られる慈済基金会は9日、台北駅で、台湾で「外労(外国人労働者)」と呼ばれる主に肉体労働に従事する東南アジア出身の労働者のために、無料の健康診断と、法律や衛生教育に関するカウンセリングを行った。

内政部の統計によると、台湾にはこうした外国人労働者がおよそ58万人いる。台北市政府労働局と慈済基金会は9日午後、こうした労働者の人びとのために、台北駅の1階ホールで、家庭医療、眼科、歯科、皮膚科、整形外科、婦人科、漢方医療などの無料診療を行った。

台北市労働力再利用処外国人労働者カウンセリング課の鄭婉意・課長は「台湾、特に台北市で働く外国人労働者の多くは、普段自らの健康の状態について気にしていない。介護に従事する人たちの多くは、骨など外科的な問題をかかえていると見られるため、台北市では2ヶ月に一回、無料の健康診断を行っている。基本的な診断のほか、法律や衛生教育のPRなども行っている」と説明した。

鄭・課長はさらに「台北市に関して言えば、その労働者のうちの大多数が家庭内で台湾のお年寄りの介護を行う女性達だ。誤った姿勢で介護を行った場合、体に痛みが出るということがある。整形外科医や漢方医は、彼女たちに正確な姿勢や簡単な治療・リハビリのための動作を伝えることができる」と述べた。

主催者は、医師と労働者たちの意思の疎通をスムーズにするため、翻訳ボランティアを招いた。そして、外国人労働者が薬が必要な場合には、医師はその場で処方箋を出し、ボランティアが労働者を病院まで連れて行き、薬を受け取れるようにしたという。

鄭・課長は、活動は非常に意義があるものとなっているとして、今後も継続することを明らかにした。また労働者からの要望があれば、診療科目をさらに増やしたいと述べた。

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