与党・国民党の朱立倫・主席が、親民党の主席の総統選出馬を受け、団結を強調した。親民党の宋楚瑜・主席が6日、次期総統選出馬を宣言したことで、国民党と親民党の選挙協力がなくなったことが注目されている。国民党と親民党は台湾独立を否定する立場で一致しており、過去の選挙ではしばしば協力してきた。
国民党の朱立倫・主席は、「過去の経験からいえば、勢力が分裂すれば選挙に勝てない」としながらも、「何度も強調してきたが、平和は最後の最後まで放棄しない。選挙協力も絶望となるまであきらめない。我々は最大の努力をする。しかし、国民党は戦いを恐れているわけではない。全力で向かい、団結可能な有権者すべてを団結させる」と述べた。
また、国民党の次期総統候補、洪秀柱・女史は、宋・主席の出馬について、「宋・主席の出馬表明は尊重しがたいが、だからといって残念だという必要もない。台湾の社会は、政治家が是非を語らず、統一派か独立派かしか問わないことを嫌う。しかし、私は風見鶏のように立場を変え、利益を得ようとする政治家が多くの人から支持されるとは思わない」と述べた。
洪氏は、「立候補した時に言ったように、自分は国家の正しい道を模索し、次の世代に希望を与えたいと思っている」と述べ、選挙戦は厳しいが必勝の決意だと強調した。