親民党の宋楚瑜・主席が、次期総統選挙への立候補を表明した。野党・親民党の宋楚瑜・主席は6日、台北市内で記者会見し、2016年に行われる総統選挙に出馬すると宣言した。宋・主席は「老兵は死なず、心の中にあるのは、ただ国家と名誉と責任だけだからだ」と強調し、「選挙戦の目標はただ1つ、勝つことだ。戦わないうちに、『万一負けたならば』などという将軍はいないだろう。アイ・シャル・リターン、私はきっと戻ってくる。我々は志をもたねばならない。その志とは、国民党や民進党を破ることではなく、過去の古い概念を打ち破ることだ」と述べた。
また、宋・主席は、今回は政党のために戦うのではなく、台湾のすべての人々の意志を団結させ、台湾のために努力するのだと強調した。
宋・主席は、出馬に当たり、誠実で私心を持たず、対立を解消すること、コンセンサスを形成し、権利と責任を一致させること、民主的な監視と制御を受ける中で、責任ある政治を行うこと、連立政権で実務的な行政を行うこと、政治に励み、民に寄り添い、国民の生活に関心を寄せること、そして、台湾海峡両岸の永続的な平和の発展に向けた枠組みを構築することの、六つの公約を提示した。
両岸関係について宋・主席は、「中華民国の現状維持」並びに「両岸は家族」などと主張。双方の交流は「対等・互恵・透明」が前提条件だとの考えを示した。また、出馬宣言では、「92年コンセンサス」に触れなかったが、報道陣の質問に対する回答の中で、「両岸は過去の対立を捨てることだ。我々は皆家族であり、92年コンセンサスを前提にすでに共通認識ができている。それは、現状を維持し、中華民国台湾を維持することだ。みなの最大のコンセンサスは中華民国の現状を維持することであり、我々が正にこの基礎の上に立ち、心を合わせて互いの信頼を作り上げていけば、物事は順調に進むだろうということだ」と述べた。