馬英九・総統が、釣魚台列島の主権については一寸だろうと争うとしている。馬英九・総統は3日、台湾の大手日刊紙、「中国時報」に寄稿し、中華民国が釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)の主権を有すると主張した。
馬・総統は歴史、地理、地質、国際法の四つの面から釣魚台列島における中華民国の主権を説明。また、李登輝・元総統がさきごろ日本を訪問した際に、「釣魚台列島は日本のもので、台湾の領土ではない」と発言したとされることについて、史実に反し、中華民国憲法及び国際法にも反していると指摘すると共に、国家主権、国民感情、台湾の主体性を深く傷つけるものだと批判、「大きな失言であり、李登輝・元総統は発言を撤回し、国民にあやまるべき」と述べた。
総統府の陳以信・スポークスマンは、「馬・総統は、中華民国の総統として、国家主権と領土に対する立場の上では一寸だろうが争う決意が必要だと強調している。今回寄稿という形で主権に関する完全な論述を行い、中華民国が主権を主張する立場が歴史、地理、地質、国際法による固い基礎に基づくものであることを証明した」と話した。