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柯・台北市長「上海市とのフォーラムは協議中」

  • 30 July, 2015
  • Editor
柯・台北市長「上海市とのフォーラムは協議中」
台北市長が上海市副市長と面会

台北市の柯文哲・市長が、上海市との都市フォーラムは協議中と強調した。柯文哲・台北市長は30日午前、中国大陸・上海市の翁鉄慧・副市長の表敬訪問を受け、短時間の会談と記念品の交換を行った。

自らの「92年コンセンサス」への態度が、台北市と上海市の都市フォーラムの開催に影響しているとの言い方について、柯文哲・台北市長は、「フォーラムを行うにあたり細かい部分が多いため、双方はまだ協議中だ」と述べた。

一方、中国大陸側が、「92年コンセンサス」を認めることがフォーラムを開催するための最低ラインだと改めて述べるかどうかについて、柯・台北市長は、「中国大陸側の考え方を尊重する」としながらも、自身が提起した「15新観点」こそ未来の台湾海峡両岸の新たな基礎であるとの認識を示した。「15新観点」とは、柯・市長が今年3月、中国大陸のメディアの取材に対して発言した両岸についての考え方で、「両岸が締結した過去の協定や交流の歴史を尊重し、既存の政治的基礎をもとに、互いを知り、理解し、尊重し、協力することを原則とし、両岸は家族であるとの精神で交流を促進し、善意を広げていくことで、両岸の人々によりすばらしい共通の未来を目指させる」という内容。

柯文哲・市長は、「中国大陸側が表明する考え方は尊重する。ただ、自分としては、『15新観点』が未来の両岸の新たな基礎になると信じている」と述べた。また、柯・市長は、交流を推進し、善意を増やしていくということについては、互いに疑問はないとの考えを示した。

柯・台北市長は、上海市の翁・副市長が29日に台北市立聯合病院を訪問し、在宅介護やホスピス病棟を高く評価したことに触れ、医学交流はもっとも意見の違いがなく、都市フォーラムでの最優先項目にできるとの認識を示した。柯・台北市長は、開催までの協議ではまだ細かい問題があるものの、話し合いを続けることで解決できるとしている。

上海市の翁・副市長の台湾訪問は、今年5月に台北市の周麗芳・副市長が上海を訪れたことを受けてのもので、両岸と都市間の多くの交流について意見交換することが目的。「台北市と上海市の都市フォーラム」はその協議内容の1つで、何らかの決定があればただちに発表するという。

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